海藻の天草を煮て細寒天を作っています。
冬期は天然の冷気で、夏期は冷凍庫でゼリー状の寒天を凍結させ
天日乾燥して細寒天を仕上げています。
冬期は数人の手助けを頼み、夏期は家族だけで生産しています。
ところてんを乾燥したものが細寒天ですから本来、寒天は茶色なのですが白色に近づけるために漂白剤を使用しています。わが家でも愛農に出荷する分は無漂白ですが90%は漂白した寒天をつくっています。
残念ながらまだまだ、黒い無漂白寒天は主流ではありません。しかし、無漂白寒天は漂白剤による寒天分子の劣化がないので、強度、粘度が高く、より安全であることから、何とか販売が伸びるよう願っています。