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2019年43号 くらしの情報

くらしの情報                  宮代 佐吉
2020東京オリンピックの食事

東京オリンピックで提供される食材はオーガニックでなければならないとされています。2012年のロンドンや16年のリオでは選手村や競技場の食材基準に有機食材(オーガニック)の優先調達や原則国産が盛り込まれていました。しかし、日本の有機農産物の生産規模は海外と比べて極めて小さい。有機栽培面積は全農産物栽培面積の0.27%の1万ヘクタール、英国の50分の1、ブラジルの70分の1しかない。環境に優しく、安全な食材を求める消費者にこたえるため、06年に「有機農業推進法」が成立したが、近年の有機栽培面積は伸び悩みです。そのうえ、五輪が開催される夏場は葉物野菜の生産が少ないので供給量確保の為に対応が 検討されています。(参考資料:朝日新聞朝刊・2016年2月14日)食材の調達については、栄養面や衛生面などの基本的なことはもちろんですが、「持続可能性」の観点から基準が定められています。農産物については、食品安全、環境保全、労働安全を確保するためのGAP(Good Agricultural Practice)と呼ばれる取り組みを行い、その実施状況について第三者による認証等を受けることが求められています。畜産物についても同様ですが、食品安全、環境保全、労働安全に加えて、アニマルウェルフェア(家畜が感じるストレスを低減し、快適に過ごせる環境で飼育すること)への配慮が必要です。食品の安全基準に関して日本は世界でも厳しい国と思われがちですが、オーガニック先進国である欧米の基準の方が、食に対する意識が強いように感じます。ちなみに日本で使用されている添加物の数は約1500種。そのうえ日本の厚生労働省が認可している添加物は年々増加していると言われており、世界各国の食への取り組みとは逆行しているようにも思えます。日本では許可されていても海外ではNGといった添加物も多数出回っています。